導入事例

クラウド型の相続支援サービス「inagri」の提供開始は2021年11月です。
導入事例は「inagri」の前身となる
オンプレミス型の相続支援システムのものです。

JA香川県

JA香川県様

組合員様の高齢化の進展により、相続手続きが増加しているJA香川県。支店における相続業務負荷が増大し、誤った事務処理や説明不足などによる信頼の低下が懸念されていました。

一方、JA香川県の個人貯金残高全体のうち60歳以上の組合員様が高い割合を占めており、預金や取引自体の流出を防止するためにも、窓口における相続業務を強化するなど、早急な対策が必要でした。

システム導入の決定

決め手は、信用、共済、経済、出資金まで
JAの業務特性のシステム化を実現していたこと

JAは総合事業であるため、信用、共済、経済、出資金まで多岐にわたる取引が常に発生しています。窓口での相続手続きで抜け漏れを防ぐためには、各事業の取引単位ではなく、相続案件単位での一元的な進捗管理が必要でした。

そこで、JAの業務特性を背景としたあるべき姿とそれに基づくシステム化について、NTTデータグループから提案を受けます。安定運用に向けた手厚いサポートも期待できたことからJA香川県はシステム導入を決めました。

システムの利用実績(令和3年1月末時点)

ほとんどの支店で活用し、合計3万件を超える相続案件の管理を実現

相続案件処理数

平成27年のシステム導入以降、合計3万件を超える相続案件の管理を実現

利用店舗数

116支店+本店(各支店をサポートする相続専門部署)

利用ユーザー数

約1,000名(業務課 全職員)

利用者の声

もう以前の事務をすることは考えられない
相続支援システムは無くてはならないツールである

担当者様

担当者様

JAの全事業を横断した相続手続依頼書が作成できるようになり、これが組合員様に案内できるため、もう以前の事業別様式での事務は考えられません。
案件受付から相続関連の書類受付まで、その時々の業務に応じた便利なサポート機能を備えています。堅確化や見える化だけではなく、省力化や簡素化、時間短縮にも繋がっています

管理者様

管理者様

相続手続きでどの書類を出せば出せばよいのかなど?や手続き漏れを心配することがなくなり、管理者は進捗管理に集中できます。
サービス導入により相続業務へ特化して対応することはとても有効に感じます。

inagriへの期待

JAグループ内で拡がり、さらに使いやすいシステムになってほしい

inagriを利用するJAが増えれば、各JAで生じた課題やその解決方法についての相談や情報共有を相互に図ることができます。相続関連業務の更なる高度化とシステムの機能拡張につながるのではと期待しています。

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